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blog::ナノスチームパーマ
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ナノスチームパーマ

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浸透性に優れたナノレベル粒子の水で行う「ナノスチームパーマ」。ハイダメージの髪でもしなやかに生まれ変わりうるおいに満ちた弾力のあるスタイルができます水=蒸気=スチームの力+やさしい薬剤で、 従来の方法よりも、髪にかかる負担が少なくなるという、画期的な方法です。

ナノスチームパーマの利点はどんなウェーブスタイルにも対応出来る事が1番の利点だと思います。ナノスチームパーマはナノサイズの超微粒スチームの効果で髪を膨潤(キューティクルを広げて薬剤を浸透させやすくする)させて髪を痛めない弱い薬液でロッドは普通のパーマ用のロッドならどんなモノでも対応できますのでしっかりしたカールを作る事ができます。

ナノスチームパーマ施術プロセスは

1、施術前のウェットの髪の毛にまずナノスチームを髪全体に約 3分間噴射します。

2、ダメージ部分に前処理、タンパク質補充を施してまたナノスチームを噴射

3、そしてロッドを巻いた後にナノスチームを5分〜10分噴射しテストカール

4、理想のカールができ、膨潤を確認し中間水洗(ロットをつけたままシャワーで流し)→2液を2回、間で5分、7分放置してロットをはずして終了です。

毛髪の一番外側には何枚も重なっている堅いキューティクルの層があります。パーマをかける場合このキューティクルの隙間から薬剤を浸透させて、その薬剤の還元剤が、毛髪内のシスチン結合を切って、くっつけて という作業を行います。(還元・酸化作用といいます)毛髪内のアミノ酸の結合の一部を、切断・再結合するという、化学反応が行われているのです。この化学反応は、理論上は完全に元に戻ります。つまり、この作業だけで考えれば、 パーマをかけて髪が傷むということは、あり得ないはずなのです。では何故、傷んでしまうのか?

パーマ剤の中の還元剤(パーマをかける素)は、キューティクルの隙間(15ナノメートル)からは浸透できず、この隙間を大きくすることでようやく中に入れることができ、このキューティクルの隙間が広がっている状態を膨潤といいます。毛髪は、pHが高くなると(アルカリ性に傾くと)膨潤します。従来のパーマ剤の中には、強力なアルカリ剤(アンモニアやモノエタノールアミンなど)が配合されています。このアルカリの力で、毛髪を膨潤させていたのです。パルッキーから噴射されるモルビドスチームは、水の粒子が0.3nmまで小さくなっています。(この状態は、湯気の10万分の1の大きさです) ということは、キューティクルの隙間は、15~18nmですから、 毛髪にスチームを当てると、ダイレクトにキューティクルの隙間から、毛髪内に蒸気がどんどん入っていくわけです。スチームは気体ですから、 毛髪に当て続けると、毛髪内が気体になった水で満たされ、更に当て続けると、毛髪が風船のように膨らんできます。(※ナノの世界ですから、目ではわかりませんが・・・)膨潤すると膨らんで、キューティクルの隙間が開きます。水=スチームの力で、毛髪を膨潤させることが出来るんです。

今までアルカリに頼っていた膨潤が、 水で出来るようになったんです。かけた時、そしてかけた後。 このアルカリが、毛髪内に残留することによって、 ダメージが加速していたのです。強アルカリは、タンパク質を溶解します。アルカリが残留している毛髪は、pHが元の正常値に戻りません。ということは、pHが下がらないから、キューティクルが開きっぱなしの状態になります。毛髪内のタンパクが分解される。 毛髪内のタンパクがキューティクルの隙間から流出する。これが、残留アルカリによるダメージです。そして、元々傷んだ状態の毛髪は、すでにキューティクルが薄くなっている、 もしくは無くなっています。そこに、強アルカリの薬剤をかませると、どうなりますか??あっという間に、毛髪は膨潤してしまい、 毛髪のタンパクが溶解し始めます。つまり今までダメージが伴う薬剤に頼るしか無かったパーマを水の力でダメージが無く施術をする事が可能になりました。

モルビドスチームを使ったナノスチームパーマの仕組みになります。
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